シミの原因となるものは数知れず…。
紫外線をはじめ、ストレスや睡眠不足、ホルモンバランスの乱れなどが原因となるケースもあります。
なかでも注目したいのがシミの原因となる食べ物について。
この記事では、シミの原因になる食べ物を紹介していきます。
目次
シミの原因になる食べ物3選
ではさっそくシミの原因になる食べ物について見ていきましょう。
1.レモンなどの柑橘類
レモンなどの柑橘類はお肌にいいから毎朝摂取している、と思われる方も多いはず。
たしかにレモンなどの柑橘類に含まれる成分は美肌効果が期待できます。
しかし、摂るタイミングを間違えてしまうとシミができやすい肌環境をつくってしまう場合があるのです。
その原因となるのは「ソラレン」という成分。
ソラレンは紫外線の吸収を高めて、肌の炎症や色素沈着を起こすリスクがあります。
ソラレンとの上手な付き合い方
■朝・昼の食事はソラレンが含まれた食材をひかえる
ソラレンには紫外線の吸収を高める性質があります。
そのため、ソラレンが多く含まれている食材を朝や昼の食事に取りいれるのは控えた方がいいでしょう。
ソラレンは、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、キウイフルーツを始め、パセリ、セロリ、アセロラ、キュウリなどに含まれています。
■ソラレンが含まれている食材は夕食にとる
ソラレンが多く含まれている食材を摂るなら夕食に摂ることをお勧めします。
紫外線を浴びる前に摂るのがよくないというだけで、その他成分についてもお肌や健康に良い影響を与えてくれるのは事実ですからね。
2.白砂糖
白砂糖はショ糖が主成分のコクのある強い甘みを持つ食べ物です。
よく使われている甘味料の一種ですが、摂ればとるほど腸内の悪玉菌を増やしてしまいます。
悪玉菌が増えると活性酸素が発生して、肌の老化・サビを引き起こし、シミができやすい肌環境をつくってしまうのです。
活性酸素を増やさないためにしたいこと
■活性酸素が増える原因を知る
活性酸素が増える原因は、ストレス、大気汚染、紫外線、タバコ、さらにはハードなスポーツをしていても発生します。
呼吸をしているだけで発生するものではあるのですが、できるものから対策を取っていくといいでしょう。
■ショ糖がたっぷり含まれた甘い物をひかえる
ショ糖がたくさん使われている甘いものは控えた方がいいでしょう。
ショ糖は白砂糖だけでなくグラニュー糖や三温糖などにも多くふくまれているので摂りすぎには注意しましょう。
■美容と健康にいい甘味料を選ぶ
美容と健康にいい甘味料といえばハチミツ、玄米水飴、アガベシロップです。
ハチミツを選ぶなら栄養価の高い非加熱製法で作られたものがおすすめです。
■活性酸素を取り除いてくれる成分をとる
活性酸素を取り除いてくれる成分とは、抗酸化作用を持つ食べ物のことを指しています。
小松菜、ブロッコリー、キャベツ、イチゴ、ブルーベリー、大豆、ゴマ、トマト、ホウレンソウなどです。
3.カフェイン
カフェインは適度であれば健康にもよい影響を与えてくれるものです。
しかし過剰に摂取してしまうと、血行不良や睡眠不足をまねき、長期化すると肌の調子もくずしてしまいます。
さらにカフェインの摂り過ぎはシミの元凶であるメラニンを拡散させる問題を引き起こします。
カフェインはコーヒーを始め、紅茶、お茶などに多く含まれています。
メラニンの拡散を防ぐためにしたいこと
■メラニンの生成を抑制する
メラニンは紫外線から肌を守るために生成されるものですが、シミの原因となってしまうのであまり増えては欲しくないもの。
外出時にはかならず日焼け止めを塗ったり、メラニンの生成を抑えるトマトやニンジンなどを食べることもメラニン生成の抑制に期待できます。
■カフェインは適量を飲む
カフェインの適量は1日300㎎です。
インスタントコーヒーであれば600ml、紅茶であれば1500mlほどとなっています。
適量であればメラニンの拡散を抑えることもできますよ。
シミに効果的な栄養素は主に3つ!
シミに効果的な栄養素を見ていきましょう。
ビタミンC
ビタミンCにふくまれるチロシンという成分は、メラニンの生成を抑制する働きがあります。
黒く沈着してしまったシミに対しても色を薄める効果が期待できるのもうれしいポイントです。
ビタミンE
ビタミンEには強い抗酸化作用があることで有名です。
抗酸化作用が紫外線などの刺激からお肌を守り、細胞の酸化・老化を防いでくれます。
食物繊維
食物繊維には善玉菌のエサとなり腸内環境を整えてくれる働きがあります。
毒素を体外に排出するのを助けてくれるので、結果的にシミや肌荒れ対策につながります。
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シミに効く食べ物5選
シミに効く食べ物で食べる紫外線対策を行いましょう。
トマト
トマトの赤い色素にはリコピンという優れた成分がふくまれています。
リコピンにはメラニンの生成を抑制する働きがあるため、シミ対策にはうってつけです。
さらに加熱したりビタミンEと合わせて摂取することで効果が高まることが明らかにされています。
かぼちゃ
カボチャにはビタミンC、ビタミンE、食物繊維が含まれています。
甘味のある味わいなので、食事だけでなくスイーツづくりにも使えるなどの利点があります。
ブロッコリー
ブロッコリーは栄養素の宝庫です。ビタミンCやビタミンE、さらには食物繊維も多く含まれています。
むくみ対策に効果的なカリウムや、葉酸などのビタミンミネラルが豊富に入っています。
ニンジン
ニンジンにはビタミンCやβカロテンが豊富に含まれています。
少量の油と合わせてサッと加熱して食べるとβカロテンの吸収がよくなります。
いちご
いちごにはビタミンCやポリフェノール、水溶性食物繊維が多く含まれています。
赤い色素の正体であるポリフェノールのアントシアニンは抗酸化力が高く、アンチエイジングや免疫力アップにも役立ちます。
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まとめ
今回は、シミの原因になる食べ物についてご紹介しました。
シミといえば紫外線というイメージが強いですが、食べ物が関係していることもあるのですね。
気をつけるべきは、レモンなどの柑橘類、白砂糖、カフェインの3つです。
もし心当たりがある方は上記の食べ物と付き合い方を改めて、お肌のために過剰な摂りすぎには注意しましょう。
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