頬にシミが急にできてしまったら病気かも?種類や対策方法まとめ

紫外線のダメージを受けた肌はメラノサイトからメラニンを生み出します。

通常シミは、その排出されるはずのメラニンが蓄積されてしまうことによってできてしまいます。

しかし、何も心当たりがないままなどにシミ急にできてしまった場合、病気をうたがった方がいいかもしれません

この記事では、頬のシミが急にできてしまった時に考えられる病気の種類や対策について紹介していきます。

頬にシミが急にできる病気の種類

などにシミ急にできてしまったとき、考えられる病気の種類は以下の9つです

1.雀卵斑(じゃくらんはん)

雀卵斑は幼児期からでてくることの多い、いわゆるそばかすのことです。

頬や鼻にできる薄茶や茶色の小さな斑点が特徴で、遺伝の影響が大きく、思春期にもっとも濃くなる場合が多いです。

2.肝斑(かんぱん)

肝斑は紫外線や女性ホルモンが原因で、頬やおでこや口の周りにできやすいシミです。

30代から40代、左右対称、同じ大きさや形でぼやっと出てくることが多いです。

3.老人性色素班

老人性色素班は、紫外線を浴び続けたあと、加齢によって引き起こされる平らで黒っぽいシミです。

30代あたりから頬やこめかみなどにできやすく、シミの中で一番多いタイプだといわれています。

4.太田母斑

太田母斑はアザの一種で、生後半年以内にできることが多いといわれています。

色は青紫や灰紫青色をしていて、頬や目の周り、おでこなどにできることが多いです。

5.脂漏性角化症

脂漏性角化症はシミやイボのようにみえる良性の病変で、とくに害はありません。

黒褐色で盛り上がり、数mm~数cmの円形か楕円形をしていて、中年以降に多く見られます。

6.日光角化症

日光角化症は紫外線を長年浴び続けることでに引き起こされる皮膚病です。

淡紅色や濃い褐色をしており、1~2cmの大きさで表面が少しカサカサしているのが特徴で、皮膚がんの早期であるとも考えられています。

7.炎症性色素沈着

炎症性色素沈着は、傷、かぶれ、ニキビ、虫刺されなどで引き起こされた炎症のせいでメラニンが排出されなくなり、シミとして残ってしまったものです。

時間が経てば自然と消えていくことが多く、年齢や性別に関係なくできます。

8.後天性真皮メラノサイトーシス

後天性真皮メラノサイトーシスは思春期以降の女性の頬や鼻などにできるといわれるシミです。

数㎜ほどの丸い色素沈着が点状に増え、皮膚の深い真皮層にできているので美白コスメなどは効きません。

9.がん(基底細胞がん、悪性黒色腫)

シミのように見えて、実は皮膚がんの一種という可能性もあります。

基底細胞がんは青黒く表面に光沢があり、皮膚がんの中でもっとも多いタイプだといわれています。

中年以降によく見られ、局所的に増えますが転移することは少ないです。

悪性黒色腫はメラノサイトががん化したもので、転移しやすい黒褐色のシミやしこりができます。

色に濃淡があり、左右非対称で、6㎜を超える大きさになることもあります。

急に頬のシミが増えたら病院へ受診するようにしよう

あきらかに頬のシミが急に増えたという時は病院へ受診することをおすすめします。

また、シミ自体が盛り上がってデコボコしているような状態も病気の可能性がありますので早めに受診しておきましょう。

シミが増える原因

シミが増える原因は紫外線だけではありません。

  • 紫外線
  • 活性酸素
  • 傷や摩擦などの炎症
  • 生理不順
  • 妊娠
  • 出産
  • 閉経(更年期)
  • 副腎皮質の機能低下
  • 肝臓や腎臓の機能障害

上記のようなことが原因で、シミが増えてしまうこともあります。

また、紫外線については夏に多いと思われがちですが、春先から紫外線の量は増えています。

3月から5月にかけては冬の乾燥で肌が弱っていることもあり、刺激を受けやすく肌トラブルを引き起こしやすいので注意しましょう。

[nlink url=”https://whitening-note.com/2020/04/21/sigaisenntaisaku-tabemono/”]

シミを増やさない対策方法

シミを増やさないためには、全身にくまなく栄養が届けられ、新しい元気な細胞をつくってターンオーバーを正常化することが大切です。

ここではシミを増やさない対策方法を見ていきましょう。

1.紫外線対策

毎日、日焼け止めはこまめに塗るようにしましょう。

帽子や日傘、長袖長ズボンを着用して、皮膚に届く紫外線の量を減らすことも大切です。

2.食生活の見直し

脂っこい食事や、動物性タンパク質の多い食事は血の巡りを悪くしてしまいます。

血液の酸化を予防してくれる抗酸化作用のある食べ物を積極的に摂るようにしましょう。

抗酸化力のある食べ物

  • たまねぎ
  • なす
  • オクラ
  • クレソン
  • 青梗菜
  • にら
  • ミョウガ

など。

3.体を温める

冷えは血流を悪くしてしまいます。

普段から体を冷やさないようにして、温めるようにしましょう。

4.下半身の運動をする

ふくらはぎは第二の心臓ともいわれています。

そのため下半身を動かす運動は全身の血流を良くしてくれます。

ウォーキングなどの全身運動がおすすめですが、難しい方はストレッチやマッサージから始めてみましょう。

紫外線対策におすすめの日焼け止め3選

1.ペネロピムーン エバーピンク 欲ばりサンスクリーンα




価格:初回2,722円
SPF50+ /PA++++
内容量:35g

有名女性誌やWEBメディアでも話題の多機能CCクリームです。

紫外線やブルーライト、大気の汚れもカットしながら、小ジワやシミもしっかりカバーしてくれます。

肌にやさしい5つのフリーで専用クレンジングが不要なので、手軽に落とせて楽ちんです。

2.MAM&BABY

価格:初回907円
SPF17.7 /PA++
内容量:15g

天然成分だけで作られたUVクリームです。

SPFが高い日焼け止めほど肌への負担が高くなるというデメリットをなくしているので敏感肌でも安心。

朝は日焼け止めや化粧下地として、夜は美容クリームの代わりに使うことができます。

3.NULLウォータープルーフ日焼け止め ジェル




価格:2,017円
SPF50+ /PA++++
内容量:40g

マリンスポーツをしても焼けることがないと人気の日焼け止めジェルです。

汗や皮脂でもクリームが流れ落ちにくくなっているので汗をかきやすくても安心です。

ウォータープルーフですがクレンジングが不要なので簡単に扱えます。

まとめ

今回は、頬のシミが急にできてしまった時に考えられる病気の種類や対策について紹介しました。

シミの対策予防については、日焼け止めによる紫外線対策や、食生活の見直し、下半身の運動などが有効です。

しかし、あきらかに頬のシミが急に増えた、シミ自体が盛り上がってデコボコしている、などの場合には早めに受診を検討したほうがいいでしょう。

[nlink url=”https://whitening-note.com/2020/01/15/bihaku-nyuuyokuzai-osusume/”]