美白成分は結局どれが効果的なのか、戸惑う人は多いはず。
美白成分の特徴や効果を知ることで、自分に合うものを見つけることができます。
この記事では、美白成分の人気ランキングBEST5と、美白有効成分を底上げする方法をご紹介しています。
目次
美白成分の効果とは
美白有効成分は、メラニンの生成を抑制して、日焼けによるシミやそばかすを防ぐ効果が、厚生労働省に認められた成分のことです。
美白有効成分の働きは主に3つあります。
- メラニンの生成を抑えて、シミを予防する。
- 黒いメラニンの色素を白くして、シミを薄くする。
- ターンオーバーを促進させて、皮膚にとどまったメラニンを排出する。
美白有効成分ごとに、どの働きを持っているかは異なります。
美白成分人気ランキングBEST5
ここでは、人気の美白成分ランキングBEST5をご紹介していきます。
美白成分1|ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体は、不安定なビタミンCを成分として安定させて、肌に浸透しやすくした成分です。
メラニンを発生させる「チロシナーゼ」という酵素の活性化を抑制する働きがあり、メラニンの生成が阻害されて、シミやそばかすを予防します。
また、メラニンの還元作用があるといわれており、できてしまったシミにも効果が期待できるといわれています。
美白成分2|トラネキサム酸
トラネキサム酸は、人工的に合成されたアミノ酸の一つです。
シミの元となるメラニンを生成する細胞の「メラノサイト」の活性化を抑える働きがあり、シミをできにくくしてくれます。
また、メラノサイトの活性化を抑えることにより、すでにニキビなど皮膚に炎症が起こった後に色素沈着してできてしまったシミを、薄くする効果も期待できます。
美白成分3|4MSK
4MSKは、サリチル酸の誘導体で、4-メトキシサリチル酸カリウム塩の略称です。
酵素チロシナーゼの活性を抑制 し、メラニンの生成をおさえて シミやそばかすを防ぎます。
それだけでなく、シミ部位で生じている慢性的な各課プロセスの乱れ(慢性角化エラー)に作用し、肌にとどまったメラニンを排出する効果を持っています。
美白成分4|ハイドロキノン
ハイドロキノンは、ヒドロキノンを主成分とした薬で、高い美白効果が期待できる成分です。
シミの原因であるメラニン色素を抑制して、メラノサイトを作る細胞そのものを減少 させます。
シミ予防だけでなく、すでに肌に色素沈着してしまっているシミを減少させる効果も期待できます。
美白成分5|プラセンタエキス
プラセンタエキスは、動物の胎盤から採取できるエキスのことです。
ターンオーバーを促す効果があり、シミの原因や古い細胞を排出 します。
また、プラセンタには、肌に弾力を与えるヒアルロン酸やペプチドが含まれています。
これらの栄養素により、肌の新陳代謝が促されてコラーゲンが作り出され、肌にハリと弾力を与えてくれます。
美白有効成分の効果を底上げするには?
「複数の美白成分をつかう」「紫外線対策をしっかり行う」「スキンケアの摩擦に気を付ける」といった3つの行動を行うことで、美白有効成分の効果を底上げすることができます。
複数の美白成分をつかう
複数の美白成分を使うことで、それらの効果をアップさせることができます。
早めに透明感のある肌を手に入れたいなら、化粧水はビタミンC誘導体配合のもの、乳液はトラネキサム酸配合のもの、美容液はハイドロキノン配合のも、というように複数の美白成分を毎日のお手入れに取り入れてみてください。
紫外線対策をしっかり行う
美白化粧品を使用しても、紫外線を浴びてしまっては元も子もありません。
肌を白くキープするためにも、紫外線対策はしっかりと行うようにしましょう。
日焼け止めは2~3時間おきに塗り直して、日傘や帽子、サングラスなどの紫外線対策グッズを活用することをおすすめします。
スキンケアの摩擦に気を付ける
洗顔の際にゴシゴシと洗っていたり、化粧水のパティングを何回もしたりしていると、摩擦により、シミの元であるメラニンが発生しやすくなります。
そのため、スキンケアの摩擦には気を付けるようにしましょう。
洗顔ネットなどでたっぷりと泡立てて洗顔し、化粧水や乳液はハンドプレスでお手入れするようにしてください。
まとめ
美白成分の人気ランキングBEST5をご紹介しましたが、特徴や効果は覚えられたでしょうか?
プラセンタ以外の成分は、メラニンの生成を抑えてシミやそばかすを防ぐ働きのあるものばかりでしたね。
今回は5つの成分しかご紹介していませんが、美白有効成分は他にもあります。
組み合わせてみて、美白効果の底上げも実践してみてくださいね。